10月からJAISTの院生になります。
先日行われたJAISTの入試になんとか合格し、2020年度10月入学の院生になる予定です(事務手続きをミスせず完了できれば)。
自分がどうやって準備していったかでも書こうかなと思っていたのですが、他の方が自分より遥かにしっかり準備されていたのを見て詳細に書くのはやめておこうと思いました笑
ですので、自分がどんなことをやったか、意識したかをざっくり書いておこうと思います。
自分の経歴
とはいえまずは自分がどんなレベルかを少し紹介します。
このような経歴ですので、今後数十年専門知識を持って働きたいというのも大学院に行きたいと思ったきっかけでした。
ここからが本題。どんな準備をしてきたかです。
科目等履修生として講義を受けた
入学する前に科目等履修生として講義を受けていました。他の大学院の説明会に行った際、科目等履修生という制度があるのを知りました。 要するにお金払えば入試受かってなくても授業受けていいよ的な制度です。
- 大学院の授業がどんな感じか知りたかった。
- 単位を取れば入学後に単位を認定してもらえる。
- 仕事の都合で10月に入学しようと考えていたので、それまでの間勉強しておきたい。
等の理由で受講することに決めました。 この他にも、社会人大学院は土日しか開講されていないためか取りたい講義が被ってしまう上に隔年でしか開講されなかったりという事情もあり、個人的にはなかなかメリットあったな〜と思っています。
研究してますスタンス
「ブッ殺す」… そんな言葉は使う必要がねーんだ
なぜならオレやオレたちの仲間は その言葉を頭の中で思い浮かべた時には!
実際に相手を殺っちまってもうすでに終わってるからだ! だから使った事がねェ〜〜〜ッ
とプロシュート兄貴は言っています。
JAISTの入学試験は "入学後に取組みたい研究内容" というテーマで発表を行います。 そこで自分はどういう研究をしたいかと合わせて、それに向けて今実際自分が何をしているかを合わせて発表しました。
「やりたい!やりたい!」言ってるやつより実際にやってるやつの方が強い!というわけで、入試に向けて実験を行っていました。全然上手くいきませんでしたが。
その中で、いろんな気付きがありました。 「テーマってこれでいいんだっけ…」「論文ってどうやって探すんだ…」「論文読むの時間かかる…」「書いてあることが分からない…」
実際に研究をしていくには自分には足りないものがあまりにも多いことや「勉強しに行くぞ!」という気分だった自分は少しピントがずれていたことに気付きました。
そんなこんなで"実際にやってみる"という経験を通して入試だけでなく大学院生になる意識の準備もできていったと思います。
まとめ
なんで受かったのかという理由は知る由もありませんが、個人的には大学院で何をしたいのかというのを考えたこと、それを伝えられたことが要因だったのかなと思っています。
ペーパー試験ではなく発表というややぼんやりした印象を受ける形式の試験ですが、自分のような大学時代いわゆる研究というものをしたことがない人間にとっては「自分は大学院でに何をしに行くのか」というのをまずは考えるのがよいのかもなと思いました。なんか偉そうになってしまいました。
【適宜更新】愛知おすすめスポット
前職で愛知県によく閉じ込められて行っていたのですが、友人がこの度愛知県に就職するということで個人的おすすめスポット(主に食べ物)をまとめた。
YURI
そこまでメニュー数が多くないですが、ひとつひとつのクオリティが非常に高い。何回食べてもうまい。もはや実家。
喫茶ボンボン
優しい味のケーキ、落ち着く雰囲気。最高です。
天津楼
ボンボンの隣にある中華屋。普通な感じだけれども、その普通さが染みる。。。
ウェルビー栄
最後の出張の時、どうにでもなれとここに泊まりました。領収書出すの緊張しました。 という思い出はさておき、めちゃくちゃ楽しかった。めちゃくちゃ気持ちいい湿度、温度のサウナで、いつまでも居れすぎてヤバイ笑 水風呂はキンキンだった。朝サウナキメたあとの朝食で食べた生卵つきハヤシライスが格別で忘れられません。
ラブリー
めちゃくちゃうまい。が、よく混んでる。
タンドゥール
名古屋駅の地下街の中にあるのですぐ行ける。提供もめちゃくちゃ早いので、「せっかく名古屋来たけどゆっくりご飯食べてる時間もない」的な時にはもってこいのお店。もちろん味もうまい。
JTCのSIer出身のものだがティール組織を読んでみた
背景
自分はいわゆるJapanese Traditional Company (Bigではない) の SIer 出身で、昨年10月に転職をした。
今回の転職で技術的にモダンな環境になったのみならず、待遇も変わったし所属している組織の文化も大きく変わった。
前職では9時~18時の固定の勤務時間であったが、フレックス勤務になった。(現在は時期的なこともありリモートワークで働いている)
搾取、押し付け、異常にプライドが高い人間、ハラスメントなどもなく健全な文化
にも関わらず、社内では日々いろんな人たちが「会社をもっとこうしていくべきじゃないか」というような議論をしていた。
(いや、、、今のままで十分良くない?どこがダメなの、、、?)
転職して数ヶ月、自分の中で常にこう思っていた。しかし、だんだんとじゃあいい組織ってどんな組織なの?という疑問が湧いてきた。 そこで、本屋でよく見る『ティール組織』を読んでみることにした。
気付き
内容はこんな感じ。この記事は本の内容を紹介したいわけではないのでこの程度で。
この本を読んで、以下のようなことを感じるようになった。
- "管理"という行為は管理する対象を信用していないから生じるものである。
- 自ら考え、主体的に行動しなければならない。自分が行動することで組織が良くなることがあるのにそれを放置するのは組織にとって損失だし、古いパラダイムの考え方で"管理"に甘えている行為。
これを踏まえると、日々自分の中でも「ここはもっとこうした方がいいんじゃないか」という疑問が湧いているにも関わらず(いち従業員が口を出す問題じゃない)、(上にいる人たちが考えてなんとかしてくれるだろう)と、古いパラダイムに囚われすぎて会社という組織はこういうもんだと考え自分の考えを封殺していることに気づくことができた。
ティール組織を読んで
この本を読んで、よしじゃあティール組織を目指していきたい!とか、そうなっていくためのプラクティスを試していきたい!という風には思わなかった。
しかし、自分の経験や感じたことを自分だけのものに留めておくのだけではなく、組織に共有したり意見を述べるというアクションを取ることができた。 自分的に少し思い切ったことを述べたので社内に共有する際非常に躊躇し何度も迷ったが、結果その発信に対して共感を持ってもらうこともできた。 この経験を通じて、自分がいる組織は自分の意見を自由に述べることができる場所であるし、またそれを通じて他人に働きかけることができるということが分かった。
これからも自分にできることを積極的に見つけ、発信していきたいと思う。